国内最大の流通グループであるセブン&アイ・ホールディングスは1日、09年8月中間連結決算(3?8月)を発表し、傘下の大手スーパー、イトーヨーカ堂の営業損益が43億円の赤字だったことを明らかにした。同社が中間決算で営業赤字になるのは1972年に上場して以来初めて。昨秋の金融危機以後の不況の深刻化で消費者の買い控えや低価格志向が強まったことが背景で、小売業界きっての堅実経営で知られた同社も持ちこたえられなかった形だ。
ヨーカ堂の売上高は前年同期比4.8%減の6833億円。10年2月期の通期決算では、原価の引き下げなどにより10億円の営業黒字を見込んでいる。
セブン&アイの村田紀敏社長は会見で「上期だけで60億円以上の経費削減を実施したが、雇用・所得不安による消費環境の変化はそれ以上だった」と説明。「厳しさはさらに続く」と述べ、価格の引き下げと同時に商品・売り場の抜本的見直しを徹底する考えを表明した。
また村田社長は、全国176店舗のうち、今年度5店、来年度7店の店舗閉鎖計画を明らかにし、現在30店前後ある赤字店舗も、業績が上向かなければ、閉鎖やディスカウント形態の店舗に転換する方針を明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091001-00000109-mai-bus_all
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