多額の評価損が発生する見込みとなった事態を謝罪するサイゼリヤ・正垣泰彦社長
ファミリーレストラン大手のサイゼリヤは10日、創業者の正垣(しょうがき)泰彦社長(63)が4月1日付で代表権のある会長に退き、後任に堀埜(ほりの)一成(いっせい)取締役(52)が昇格する人事を発表した。正垣氏は、為替のデリバティブ(金融派生商品)取引で153億円の損失を計上したことなどの責任を取り、経営の若返りを進める。73年設立の同社の社長交代は初めて。
同社では昨年10月、中国製冷凍ピザから有害物質メラミンが検出されたほか、11月にはデリバティブの巨額損失が発覚し、09年8月期の最終(当期)損益予想が58億円の赤字と、98年の上場以来初めて赤字転落する見通しになっていた。会見した正垣氏は「社内の責任体制が機能せず、いろいろな問題が起きた」と釈明。また、「景気が悪くなればなるほど、(低価格店を展開する同社は)必ず伸びる。10年以降は(外食業界で)寡占化が進み、しっかりと対応したい」と述べ、今後はM&A(企業の合併・買収)や事業投資などの長期戦略に専念する考えを示した。【小倉祥徳】
◇堀埜 一成氏(ほりの・いっせい)
京都大院修了。味の素を経て00年4月サイゼリヤ。同年11月から取締役。富山県出身。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000084-mai-bus_all
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