ニイウスコー680億円粉飾で捜査へ
三菱東京UFJ銀行のシステム統合業務にかかわった情報システム会社「ニイウスコー」(東京)が、平成19年6月期までの5年間の決算を粉飾していた疑いが強まり、検察当局と証券取引等監視委員会は30日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、来年1月中旬にも、旧経営陣の数人について本格捜査に乗り出す方針を固めたもようだ。
関係者によると、同社は実際には商品を動かさず、伝票上だけで売買したことにする「循環取引」を行い、売り上げを水増ししていた疑いが持たれている。総売上高を多く見せかけて、金融機関の融資を引き出したり、株の新規発行を有利にしようとしたとみられる。
不正は計56の取引で行われ、粉飾額は総額682億円にのぼるとみられる。循環取引の手口は、リース契約を悪用したものや、売り上げを先行計上した後、受注に失敗し、買い戻したことにする方法などだったという。また、見せかけの売上高に基づき株主に配当していた会社法(旧商法)違反(違法配当)の疑いも浮上している。
同社とグループ会社の「ニイウス」は20年4月、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、事実上倒産した。
同社はシステムの開発と販売を目的に日本IBMと野村総合研究所の金融システム部門が中心となって4年に設立。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091231-00000033-san-soci
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